・小説の一人称と三人称の違いってなに?
・結局どっちがいいの?
・それぞれメリットとデメリットは?
こんな悩みを抱えている人がいるのではないでしょうか?
そんな悩みを解決します!
自分はすでにライトノベルを5冊刊行しており、
一人称も三人称のどちらでも使いこなしています!(完璧ではないと思います、もっと精進します)
この記事では、一人称と三人称の特徴。
そして二つのメリットとデメリットについて話していきます。
・一人称と三人称の違いがわかった!
・自分はこっちで地の文を書こう!・一人称と三人称を使いこなせるようになるぞ!
となること間違いなし!!
下記を読んでくださってからこの記事を読んだ方が、理解が深まります!
暗黙のルールを知っておいた方が、何かと便利ですよね…!(ふふふ…)
小説家になるためには知っておかないといけないものがあります。このルールを知らないと、小説家になろうなどで小説を書いても、…
目次
一人称、三人称とは?何が違うのか?
まず始めに、一番気になるこの二つの説明です。
小説には地の文(じのぶん)というものがあり、それはキャラのセリフ以外のことを指します。
そこの部分が、一人称か三人称か、小説によって違います。
主人公や、主要人物になっている人の視点から、地の文が描かれているものです。
主人公などではなく、客観的に、いわば神の視点で地の文が描かれているものです。
それぞれ例を出しましょう。
一人称。
そういえば今日の夕飯、俺は何を食べた……?
ああ、そうだ、昨日作ったカレーを食べたんだった。
少し辛くしすぎたから、次はもうちょっと甘いのを作ろうかな。
三人称。
彼は今日、何を食べたのか忘れていた。
少し考えて、昨日作ったカレーを食べたことを思い出した。
彼は昨日のカレーが少し辛かったから、次作るときはもう少し甘いものを作ろうと思った。
それぞれのメリット、デメリットとは?
一人称のメリット
・主人公、主要人物などの視点で書くので、心理描写をそのまま書くことができる!
・心理描写をそのまま書くことによって読者と主人公の距離が近くなり、感情移入しやすくなる!
一人称のデメリット
・主人公などの視点で書くので、他のキャラの心理描写が書けない!
・客観的な視点から書くことができない!
ということですね。
少し具体的に見ていきましょう。
メリットの二つは、先程の具体例を見ていただければわかると思います。
「少し辛すぎたから、次は甘いものを作ろう」と主人公が決心するのを、そのまま描くことが出来ます。
そして一人称の方が、三人称よりも読者が感情移入しやすいというメリットもあります。
逆にデメリットの二つですが、
例えば
主人公が対面する友達などに対して
こいつは今、俺が言ったことに対して深く考えて、反省しているところだ。
など、断定する書き方とかは出来ないということです。
三人称のメリット
・神視点で書くので、どの人物でもその考えや心理描写、見聞きしたものを描写することができる!
・客観的に書けるので、主人公などがいない場所での出来事でも書ける!
三人称のデメリット
裏技、どちらも使ってしまおう!!
・どちらも使いたい…!
まとめ
一人称と三人称の違い、わかっていただけたでしょうか?
主人公や主要人物目線で描く地の文。三人称は、
客観的、神視点から描く地の文
ということでした。
それぞれのメリット、デメリットも確認して、
自分にあった書き方を選び、小説を書いていきましょう!
出来ればどちらも使って、
・自分はこっちの方が使いやすい!!
・こっちの方が読みやすいかも…!!
・自分だったらこっちの方が読者に対して伝えられる!!
と、自分で実感することが大事です。
何か質問などありましたら、コメントまでよろしくお願いします。