・小説を書くのに、ネタに困っている…… !
・他の作品と、同じようなネタになってしまう……!
このような悩みを抱えている小説家は、たくさんいると思います。
本記事では、このような悩みを解説します!
この記事で紹介するテクニックは、
ネタを引き出すため、ストーリーに独自性を持たせるためのものです。
この記事を読めば、
あなたも小説のネタをいっぱい引き出して、独自性を持たせられること間違いなし!
(むしろネタがありすぎて、どれを書けばいいか迷っちゃうかも……)
目次
ネタに困ったときに使うテクニック、3選!
まず最初に言いたいのは、他の作品とカブることを恐れてはいけません。
そんなことを言っていたら、永遠に物語なんて書けません。
カブるのは当たり前なんです。
ネタがカブっても、違う人が書いてるんだから絶対に違う風にストーリーは進んでいくんです。
それを読者(ここではアンチと呼びましょうか)が、
「〇〇とカブってる!」と言われても、無視しましょう。
他作品の内容と、組み合わせる。
前の記事で自分は、他の作品の要素を貰う、というのを話しました。
詳しく読みたい方は、下の記事をご覧ください。
shiryu流のラノベの書き方、今回はアイディア術です!いざ小説を書こうとしても、ネタが思い浮かばないということあります…
一番簡単な方法は、自分で考えた要素と、他作品の良い要素を貰って組み合わせる、
ということです。
たとえば、自分の作品でいうと、
「願いを叶えてもらおうと悪魔を召喚したけど、可愛かったので結婚しました 〜チョロイン嫁が怒って僕を追放したパーティを壊滅させてました〜」
という作品がありますが、(すでに書籍化&コミカライズ企画進行中)
小説家になろうで流行っていた「パーティ追放系」と、
「一対一の恋愛(最初からくっついている)」というのを、
組み合わせて出来たものです。
このように、他作品の面白いと思った要素を自分なりに抜き出して、
その要素を自分の作品に取り入れるというのが、一番簡単で良いと思います。
とっても大袈裟にする!
主人公の特徴など、ストーリー設定やキャラ設定を大袈裟にする、というテクニックがあります。
一番このようなテクニック使っている作品でわかりやすいのは、ワンパンマンですね。
ワンパンマンは主人公が最強すぎて、戦いがつまらなくなってしまった。
みたいな、感じですよね。
あれほど最強すぎる主人公は、今までにないと思います。
とても簡単なテクニックですが、ワンパンマンは非常に上手く使っています。
他にもストーリー設定で大袈裟に言っている作品は、
これも自分の知ってる作品で言ってしまうのですが、
「終末のワルキューレ」という作品です。
「終末のワルキューレ」の内容は、
神が人類を滅ぼすと会議で決め、それを人類が止めるには
一対一、神VS人間の勝負をして、勝ち越しをしたら人類滅亡は阻止出来る。
人類700万年続く歴史の中で、選りすぐりの英雄を選び、人類滅亡の勝負が始まる。
という作品です。
自分は気になってしまい全巻(現在6巻まで)買い、一気読みしました。
これはストーリー設定を、大袈裟にしたものですよね。
神VS人間、という対立を描くことによって、他の作品と全く違うものとなっています。
中身は悪い言い方をするならば、
キャラ同士が一対一で戦っているという、刃牙やケンガンアシュラなど同じものです
だけどストーリー設定を大袈裟にするだけで、ここまで違うものになってきます。
「終末のワルキューレ」は、ストーリー設定を大袈裟にすることによって、キャラ設定も大袈裟になったものですね。
(またいづれ、終末のワルキューレについて詳しくレビュー&解説をしようと思います)
このように、キャラ設定やストーリー設定を大袈裟にすることによって、
他作品とは全く違う、独自性を加えることが出来ます。
既存のものと、何かズラしてみる
最後に、既存のものの要素をズラしてみる、というテクニックです。
たとえば、異性に好かれるって嬉しいですよね?
小説でも、恋愛小説というものがあるくらいなのですから。
しかしそういう既存のものを少しズラして、異性に好かれることが嬉しくないという設定だったら?
つまり主人公は、ヒロインに好かれるのが嬉しくない!という設定にしてみましょう。
⬇︎
⬇︎それはなぜか?
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例えば、ヒロインがとんでもない凶悪犯罪者、またはすごいヤンデレ……などなど。
⬇︎
⬇︎好かれないため、付き合わないために主人公はどうするか?
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逃げるために異世界転生する、または違うヒロインとくっつけば諦めてくれると思って他のヒロインにアタックしにいく……などなど。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この記事をまとめると、
ネタが困ったときに、ネタを出すテクニックを3選!
1つ、他作品の内容と組み合わせる。
2つ、ストーリー設定やキャラ設定を大袈裟にする。
3つ、既存の作品の設定を、どこかズラしてみる。
他にもネタを引き出す方法はいろいろとありますが、
困ったときにこの3つを思い出して、試してみてはいかがでしょうか。
「もっとこんなことを聞きたい!」
「もっといろんな小説のネタのことを知りたい!」
という方がいましたら、コメントまでどうぞ。