面白そうな小説

【小説の書き方】「面白そう」な小説を作る方法!「面白い」小説では絶対にダメ!

 

先日、自分はTwitterでこんなことを呟きました。

 

みなさん共感していただいたのか、結構の数のいいねとリツイートがつきました。

 

本記事では、このツイートの「面白そうな小説」を書くために、

必要なことを伝えていきたいと思います。

 

 
Name

・面白い小説を書いたのに、全然読まれない……!

・面白そうな小説と、面白い小説。何が違うの?

・どうやったら、面白そうな小説が書けるの?

 
という方がいれば、ぜひ最後までこの記事をご覧ください。
 
 

「面白そうな小説」の書き方とは!?

 
本の表紙を人が持っている画像
 
まず「面白そう」な小説とは、どういったものでしょうか?
 
 
大前提として、人が
 
「おっ、この本面白そう」
 
と思って、本屋で手を取ることを目的とします。
 
それと、小説家になろうで
「おっ、この小説、俺の好みに合ってるかも」
と思って、読んでもらうということも目的ですね。
 
 

「面白そう」と思ってもらえる点は、3つしかない!

 
本屋で、人が「面白そう」と思って手を取る点は、まず3つです。
 

本屋で手に取ってもらえる点、3つ!

1つ目は、表紙の絵。
2つ目は、タイトル。
3つ目は、帯に書いてある文字。

 
本屋で「面白そう」と思ってもらえる点は、
だいたいこの3つしかありません。
 
この3つで本屋に来た人が本を手に取って、初めてあらすじを見てもらえます。
あらすじは後ろにあるので、まず見えません。
 
しかも……。
今言った3つのうちの2つは、
棚に入っている状態だったら、見えません。
表紙と帯は見えずに、タイトルしか見えないのです。
 
なので棚に入っている状態だったら、
タイトルでしか人に「面白そう」と思ってもらえる点はないのです。
めちゃくちゃ難しいですよね……。
 
 
続いて、小説家になろうで「面白そう」と思ってもらう点を説明します。

小説家になろうで「面白そう」と思ってもらう点、3つ!

1つ目は、タイトル。
2つ目は、あらすじ。
3つ目は、最初の1話。

 
小説家になろうでは、タイトルがものすごい重要です。
タイトルで「おっ、これ面白そう」と思ってもらえて、
そしてあらすじを読んでもらえます。
 
タイトルとあらすじを読んで、
そのまま最初の1話を読んでもらい、
「面白そう」と思ってもらえたら、そのまま読み続けてもらえます。
 
本屋で手に取ってもらうのと、小説家になろうで読んでもらうの、
どちらもまず、「タイトル」が最重要となっていますね。

 

 

では、タイトルでどう惹きつけるか!?

 
本の表紙の画像
 
タイトルの書き方は、前に下記の記事で説明しました。
そちらを参考にしていただけたら幸いです。
shiryuブログ

ライトノベル作家のshiryuです。この記事では小説家になろうでランキング入りするための、タイトルとあらすじの書き方を説…

 
今回は上記の記事の内容に加え、
もう少しタイトルの書き方の、具体的な方法について説明します。
 

ジャンルがすぐにわかるようにする!

 
本屋に行く人も、小説家になろうで小説を探す人も、
「今日は何を読もうかなぁ」
「こういうジャンルを読みたいなぁ」
と思って、本や小説を探します。
 
なのでその読者に、1番目立つタイトルで、ジャンルをすぐにわからせる必要があります!
 
恋愛物だったら、
「塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い」
「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」
など、一目で恋愛物とわかりますよね。
 
異世界転移ものだと、
「Re:ゼロから始める異世界生活」
「転生したらスライムだった件」
なども、すぐにわかりますね。
 
上記のように、タイトルですぐにジャンルがわかるようにしましょう。
 
 

登場人物をタイトルで彷彿とさせる!

 
タイトルだけで、どういう主人公か、どういうヒロインかを伝えましょう。
 
先程の例を借りると、
「塩対応の佐藤さんが俺にだけ甘い」
こちらはとてもタイトルが短くまとまっていますが、
どういうジャンルか、どういうヒロインかを示していて、とても素晴らしいです。
タイトルから察するに、
他の男子には塩対応をする佐藤さんという女性が、
主人公にだけは甘々な反応をする、という、とても可愛らしいものが想像できます。
購入意欲が湧きますね!
 
このように、タイトルだけで、
ジャンル、主人公かヒロインの特徴を描くのは、
とても効果的です
 
 

番外編・意味深で、読者に「?」と思わせる

 
最初に言っておきますが、
この方法は、小説家になろうではオススメしません。
なぜならこれは、タイトルだけでは全く内容が想像出来ないからです。
 
これは本屋だからこそ出来ます。
なぜなら本になるということは、ある程度「面白い」というのを保証してくれているからです。
小説家になろうでやっても、「面白い」と誰も保証してくれないので、
タイトルが意味深でよくわからないものだったら、見る人は激減します。
 
ということで、
番外編は、意味深なタイトルで、読者の頭に「?」が浮かぶようなものです。
 
例としては、
「きのうの春で、君を待つ」
「探偵はもう、死んでいる」
などです。
これは個人的に好きなタイトルなだけで、
もしかしたら皆さんは「?」と頭に浮かぶだけで、気にならないかもしれません。
 
だけどこういうタイトルが好きな読者は、結構います。
タイトルを読むだけじゃ意味がわからないもので、
内容を読んでようやくタイトルの意味がわかる、タイトル回収するものです。
 
もう一度言いますが、小説家になろうでは、あまりオススメしません。
レーベルのコンテストなどに応募をする際は、こういうタイトルでもいいかもしれません。
 
 

まとめ

 
いかがでしたでしょうか?
 
「面白そう」な小説、というのを書くときに、少しでも参考になれば幸いです。
 
まとめると、
 

「面白そう」な小説を判断する材料は、3つしかない!

本屋では、
1つ、表紙の絵。
2つ、タイトル。
3つ、帯の文字。

小説家になろうでは、
1つ、タイトル。
2つ、あらすじ。
3つ、最初の1話。

どちらもタイトルは、共通していてとても重要です。

 

タイトルで、読者に「面白そう」と思わせるポイント!

・ジャンルがすぐにわかるようにする!
・登場人物をタイトルだけで彷彿とさせる!
・番外編、意味深なタイトルで、読者に「?」と思わせる!

 
ということでした。
 
皆さんも、「面白い」小説ではなく、
「面白そう」な小説を目指して、書いていきましょう。
もちろん、「面白い」小説であることは大前提です。
 
 
 
 
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