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小説家になろうからの書籍化デビューの流れ!なろう作家が包み隠さず教えます!

 

 

・小説家になろうで書籍化って、どういう流れでなるんだろう?

・いろんな作家がそうやってデビューしてるけど、どうなってるんだろう?

 
このように、小説家になろうでの書籍化の流れが気になっている方は、多いのではないでしょうか?
 
そんな気になることを、書籍化作家のshiryuがお教えします!!
 

まだ書籍化していない方は、

「こんな感じで書籍化するんだ!」

と思って、

「俺もいつかは……!」

と胸を高鳴らせること間違いなし!

 

この記事では、

・どのように書籍化のオファーが来るのか。

・編集者とのやりとりはどういう感じなのか。

・書籍化のオファーが来て、本になって世に出るのは何ヶ月後になるのか。

など話していきます。

 

最後にコソコソ噂話があるよ!

 

ぜひ最後までご覧ください!

 

 

小説家になろうからの書籍化の流れ!

 

小説家になろうからの書籍化

 

ではまず、自分の作品の礼を取ってご説明していきます。

ここでは、「不死鳥への転生 ドラゴン倒せるって普通の鳥じゃないよね?」

を取り上げて、説明します。

 

書籍化打診が来るまで

 

本作品は、小説家になろうに2019/1/19に1話を投稿しました。

そこから2/17まで毎日投稿を続けています。

 

あまり覚えておりませんが、2/7くらいに総合日間ランキングで3位まで上がりました。

この作品は総合で1位を取れなかったですが、書籍化まで至った作品です

 

そして、書籍化のオファーが来たのは、2/8です。

その時の書籍化オファーのメールが、しっかりと残っているのでそこは正確ですね。

 

書籍化のオファーのメールは、「小説家になろうの運営」から来ます。

メールの題名に、「書籍化打診のご連絡」と書いてあるので、超テンション上がります(笑)

 

おそらく出版社の編集者さんが、小説家になろうの運営へ「この作品に書籍化のオファーをしたい」とメールするのです。

それで小説家になろうの運営が、編集者さんのメールを転送する形で、書籍化打診が来るのです。

 

そして次からは、直接編集者さんとメールのやり取りをしていきます。

 

 

編集者とのやりとり

 

小説家になろうの運営から書籍化打診のメールには、編集者のメアドが載っております。

最初のメールは小説家のなろうを通してですが、その後は直接のやり取りになってきます。

 

書籍化打診をしてくださった編集者さんに、こちらからまずメールをします

 

〇〇様(編集者の名前)
 

はじめまして

「憧れへの転生 〜ドラゴン倒せるって普通の鳥じゃないよね?〜」の作者のshiryuです。
 
今回の書籍化のご連絡、ありがとうございます。
「ドラゴンノベルス」にて書籍化させていただけたら大変嬉しく思います。
 
詳細や刊行内容などをお聞きしたいと思います。
 
連絡が遅れて申し訳ありません。
よろしくお願いいたします。

 

上記の内容を、自分は編集者さんに最初のメールを送りました。

書籍化するにあたって題名が変わっているので、最初はメールで書かれている題名でした。

(自分も初めて編集者にこういうメールを送ったので、拙いところはご了承ください。)

 

そしてすぐにメールが戻って来ました。

まず、直接お会いして、打ち合わせをしようという流れになります。

自分は4度ほどこういう流れを経験してきましたが、だいたいは最初は顔を合わせての打ち合わせとなります。

 

ですが自分は東京に住んでいるので直接会えますが、地方に住んでいる方だとわかりません。

もしかしたら普通の電話、それかSkypeなどで、リモート打ち合わせになるかもしれません。

こちらの住所を言えば、編集者さんの方から来てくれることもあります。

自分はだいたい、その出版社のビルに行ってお話を聞くことが多いですね。

 

そして日程を合わせて、だいたい初メールから一週間以内に編集者さんとの打ち合わせが決まります。

 

そこで、色々とお話を聞きます。

 

・単行本か文庫本か、本の値段はいくらになるか、印税はどのくらいか。

・最初の初稿はいつぐらいになって、最終原稿はどのくらいまでに仕上げるか。

・発売するにあたって、書き下ろし短編を書くかどうか。書くときは何文字ぐらいを想定するか。

いつぐらいに書籍化の発表をするか、レーベルの発表などはいつか。

・コミカライズはしてくれるのか、動いてくれるのか。

・イラストの好みなど、イラストはどういうのがいいのか。

などなど……。

 

このような話を、約30分〜1時間ほどですかね。

印税について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧になってください。

shiryuブログ

みんなが気になる、印税と部数の話。それを実際に経験している、ライトノベル作家のshiryuが全てお話します!ここでしか聞…

 

このような話をして、打ち合わせは終了です。

 

 

発売まで

 

その後、まず自分がしたのは読者に「書籍化決定!」ということをお伝えしました。

レーベルはまだ言ってはいけないですが、書籍化が決定したということは伝えてもいいとのことで。

 

そしてその後、自分は本にできる文量まで書き続けていく。

編集者さんはイラストレーターの候補を挙げてくれて、その候補を見てこちらも少し口出しをします。

(口出しと言っても、「この方は自分の好みに合わないので外してください」「この方を最優先にお声がけしてください」などですね)

 

「不死鳥への転生」は、順調に文量も溜まり、イラストレーターも結構早めに決まりました。

ここで一番困るのが、イラストレータが決まるのが遅くなることですね。

 

イラストレーターの方は、やはり上手くて綺麗な方にやってもらいたい。

だけどそういう方は、すでに仕事が入っていることが多く、断られることが多いのです。

 

なのでいっぱい候補を挙げて、順番にお声がけしていく形になります。

(編集者さんが候補を挙げて、声をかけていくって感じですね)

 

ここで順調に行かないと、発売日は大幅に遅れることがあります。

 

「不死鳥への転生」ではありませんが、自分は前にイラストレーターが決まるのが遅く、

予定していた発売日より、半年くらい遅れて発刊したことがあります。

 

そして今……ある作品で、自分は現在進行形で発売日が遅れている状態です。

これもイラストレーターの関係ですね。

いつかお話ししたいですね……ガッツリ人の悪口、愚痴になってしまいますが。

 

ということは置いておいて、「不死鳥への転生」はとても順調にいって、

10/5に発売となりました!!

 

小説家になろうに投稿したのが、1/19。

書籍化のオファーが来たのが、2/8。

そして発売日が、10/5。

 

つまり書籍化のオファーが来てから、発売日まで……

約8ヶ月、ということになります。

 

これは順調に行くと、という感じなので、遅れることはあると思います。

またこれ以上早くても、1ヶ月か2ヶ月ぐらいだと思います。

 

 

まとめ(コソコソ噂話……!)

 

いかがでしたでしょうか?

 

書籍化の流れが、よくわかったでしょうか?

 

まとめると、

 

・書籍化のオファーは、小説家になろうからの運営からメールで来る!
「書籍化打診のご連絡」と書いてあるので、テンション爆上げ! 

・すぐに編集者さんとの直接のやり取りになり、最初は顔合わせの打ち合わせがある!
そこで本にするにあたってのいろんな話を聞く! 

・書籍化のオファーから発売になるまでの期間は、約8ヶ月!
順調にいってそのくらいで、遅れると半年以上遅れることもある!

 

ということでした。

 

ここで最後に……コソコソ噂話!

 

書籍化のオファーは、ほとんどは小説家になろうの運営を通して来るけど……。

ごく稀に、直接TwitterのDMで来ることがあるらしいです!(他の作家さんに聞いた話です)

なんでも、編集者が小説家になろうを通してオファーをかけると、タイムラグがあるらしく……

「他の出版社よりも早くこの作品を捕まえたい!」と思われたら、直接来る可能性があるのかも!

 

書籍化のオファーは、いろんな出版社から来る!!

特に人気な作品は本当にいろんな出版社から来るから、自分でどの出版社にするか選ぶことになるよ!

その時に選ぶ基準は、
・印税
・出版部数
・レーベルの有名度は高いか
・コミカライズをしてくれるかどうか
などです。

(実際に自分、shiryuは……一つの作品で、10社以上からオファーが来たことがあるよ!!)

 

コソコソ噂話だから、信じるか信じないかは、あなた次第です!

 

「小説家になろうでランキング入りしたい!」

「書籍化デビューしたい!」

という方は、下記の記事をご覧ください。

少しでも参考になれば幸いです。

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